スタッフブログ

外壁塗装は何年ごとに必要？劣化状況からわかる塗り替え時期。

2025.09.18

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みなさん、お疲れ様です。

北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装、水回り等その他リフォーム工事を行っているプロタイムズ八幡西店　株式会社ナカガワクリエイト　代表の中川です。

すでに9月の中旬に差し掛かりましたが、いまだ酷暑は続いており秋が遠く感られますが、みなさん体調はいかがですか？エアコンの使い方や、寝具や寝間着等の調整に悩む時期ですよね。

そんな中、通常であれば、９月～１１月は季節柄お天気も安定し🌞、いわゆる塗り替えに適した時期といわれています。そこで本日は、「外壁塗装は何年ごとに必要なのか？」また、「劣化状況からわかる塗り替え時期」についてお話ししようと思いますので、最後までお付き合いをお願いします。

一般的には外壁塗装は「何年ごとに必要か」は一律ではなく、外壁材の種類・塗料のグレード・立地条件によって大きく変わりますが、ここで一般的な目安と劣化サインをご紹介します。

その前にまずは、塗料の種類による耐用年数の目安をお伝えします。

★外壁塗装の耐用年数（目安）

①アクリル塗料：５～７年

②ウレタン塗料：７～１０年

③シリコン塗料：１０～１５年

④フッ素塗料：１５～２０年

⑤無機塗料：２０～２５年

👍一般的な住宅では１０年前後ごとの塗り替えが多いですが、既存塗装の種類やその耐久年数によっても次の塗り替えの時期は変わってきます。

次にこのような症状が見えたら、塗装の寿命サインです、一度チェックしてみてください。

★劣化状況からわかる「塗り替えサイン」

①チョーキング現象：手で触れると白い粉がつく

②ひび割れ（クラック）：外壁や目地の割れ

👈　要注意！

③色あせ：艶がなくなり、外壁がくすんで見える。

④コケやカビの発生：北側や日陰に多い。

⑤シーリングの劣化：隙間や剥がれ

👈要注意！

⑥塗膜の剥がれ、膨れ：下地がむき出しになる危険

👈要注意！

特に②ひび割れ、⑤シーリングの劣化、⑥塗膜の剥がれは直接、雨水の侵入に繋がるので注意が必要です。

お家は建っている環境によっても傷み方が違います。

★立地条件による劣化の違い

①海沿い：塩害で劣化が早い（７～１０年で再塗装が必要な場合も）

②日当たりが強い地域：紫外線で色褪せや劣化が進む

③山間部、湿気が多い地域：コケ、カビがつきやすい。

このように、塗装のタイミングはお家の立地条件や素材、構造、既存塗料の種類などなど、いろいろな要素によって傷みが進んでしまいます、したがってお家を劣化から守る「予防」の意味でも定期的にお家の状態をチェックすると良いでしょう、例えば入梅時や台風の前後など風や雨の影響を強く受ける時期を目安に行うと良いでしょう。

★まとめると

◎標準的には１０年前後が塗り替えの目安になります。

◎ただし「チョーキング・ひび割れ・色あせ・シーリング劣化」などの症状があれば、年数に関わらず塗り替えを推奨いたします。

それではそのチェック項目を表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

　　　　　　　　　🏠外壁塗装チェックリスト（自己診断用）

　　　　チェック項目　　　　　　　　　　　状況　　　　　　　　　　　　　　判定

外壁を手で触ると白い粉がつく（チョーキング）	なし/少し/多い	塗り替えサイン
外壁に色あせ・艶消えが見られる	なし/少し/目立つ	進行中
外壁やモルタルにひび割れがある	なし/小さなひび/大きなひび	早急な補修
塗膜の剥がれ。膨れがある	なし/一部/広範囲	要塗装
コーキング（目地材）がひび割れ・剥がれがある	なし/ひび有り/剥がれ有り	補修必須
外壁にコケ・カビ・藻がある	なし/少し/多い	塗装＋洗浄必要
雨染みや汚れが落ちない	なし/少し/目立つ	美観低下
屋根の劣化も見える（色あせ・コケ）	なし/少し/多い	外壁と同時検討

✅判定目安

◎全て「なし」または「少し」程度→すぐの塗装は不要（ただし築７～１０年以上なら点検推奨）

◎「ひどい」「剥がれがあり」「大きなひび」がある→早目の塗装・補修が必要

◎複数項目で「進行中」や「要塗装」→塗り替え時期に入っているサイン

このようなチェックリストを埋めれば、「今すぐ塗装が必要か」→「あと数年持つか」が簡単にわかるので是非使って頂きたいと思います。

★最後に

お家の塗り替えの目的は

①「防水機能の強化」

②「お家の美観」

③「資産価値の維持」

などが大きく上げられますが、中でも「防水機能の強化」が最大の目的だと思います、そのことでお家の傷みを抑え「資産価値」が維持できるのです。特に塗り替えとはお家が傷む前の予防としての塗装が一番効果を発揮できますし、費用においても抑えられます。どうぞみなさん、今日のお話しを参考にお家を末永く守って頂きたいと思います。