スタッフブログ

屋根カバーが増えています。

2025.09.02

スタッフブログ

いつもお世話になり、有難うございます。

北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装、水回り等その他リフォーム工事を行っているプロタイムズ八幡西店　株式会社ナカガワクリエイト　施工管理の雁子です。

先日の小川の回でもお話しておりますが、ここ最近『雨漏り調査・雨漏り補修』と言ったご相談が非常に多くなっております。勿論、本文に有ったように近年、雨の降り方が異常になっている事や、酸性雨や気候変動による異常気象下での屋根材の腐食や劣化等々が要因と思われますが、「今、雨漏りしてるから直ぐに来て直して!!」にはなかなか対応しきれないのが現実です。と言うのも、足場無しでの屋根の上での調査や作業は危険である為、雨天時には基本お伺い出来ません。後日、天候の良い日に雨漏り調査にお伺いし、原因の確定後　→　お見積り　→　ご契約　→　施工　と言った流れで工事に掛かります。調査の際に原因が判明すれば簡単な応急処置を致しますが、直ぐに雨漏りの原因が分からない事も多々発生します。その場合、何度か調査を重ねて、原因の究明を致しますので多少の日数を要する場合も御座います。ただ、稀に悪徳業者の存在も未だに立ち消えませんので、『困ったときの渡し船』のごとく感じるかと思いますが、皆様の目利きと判断が必要かと思われます。

さて、雨漏りに限らず屋根塗装をご検討の際に、屋根の葺き替えや屋根カバーをご検討頂く事が増えてきています。
理由の１つとして、雨漏りなどの要因を排除したいという事。
また、屋根の撤去費用やアスベストの調査費用などからカバー工事をお勧めする場合が多くなっています。

と言ったところで、屋根カバー工事での大まかなメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
・葺き替えよりもコストが安い（先にも述べましたように、撤去費用がかからない為、比較的安価で工事が可能）
・種類が豊富とまではいきませんが、いくつかのパターンの屋根材から選択できる。
　・金属屋根（主にガルバリウム鋼板、ＳＧＬ鋼板など）
　軽量素材が多く、屋根への負担も少なく耐久年数も長いとされる。また、錆などにも強く断熱機能のある材料も選択できる。
　・アスファルトシングル（防水シート上に石を吹き付けた屋根材）
　石の色での選択ができ、デザイン性の高い素材と言えます。
　・スレート屋根（既存の屋根がスレート屋根の場合施工可能）
・工事期間が短い。弊社での実績では（㎡数や屋根の形状、下屋が有るかなどの条件で変わりますが）４日～１０日前後で施工が可能。
・断熱素材や防音素材と言った機能素材が有り、工事前よりも快適に生活出来る。
などがあげられます。

一方、デメリットとしては
・塗装が出来る場合を除き、次回の屋根工事の際には、葺き替え一択の選択肢となり、元の屋根とカバーした屋根の撤去となり費用が大きくなる。
・耐震性が下がる。既存屋根に新しく屋根を乗せると言う施工になる為、屋根への負担は大きくなります。予め屋根の状態は確認しての工事になります。屋根内部に劣化や腐食、シロアリ被害などが有る場合、カバー工事の前に補修工事を行ってからとなります。と言うのも屋根カバーを施工後に下地補修などが出来なくなります。

施工手順としては
①高圧洗浄：経年で劣化した屋根の汚れや苔を撤去していきます。

②棟板金の撤去・下地調整
③古い屋根材の上にルーフィング（防水シート）を設置します。ここまではどの素材を選択しても同じ工程となります。

④屋根材の設置・割り付け
　
④棟板金、ケラバ板金の設置
　　施工完了
と言った施工のながれとなります。
コスト、料金などは㎡数や屋根の形状、また選択する屋根材により異なりますので、詳しくは当社営業までご確認下さい。
現場調査・お見積りは無料でご対応しております。お気軽にお問合せ下さい。