スタッフブログ

こんばんは!!!

北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の小川です。

塗装を検討される際、必ずいくつかの塗装業者に連絡し見積もりをお願いすると思います。
ご自身では塗装で考えていたのにこれは塗装が塗装が難しいと言われてしまい、考えていた予算よりも大幅に金額が増えてしまう場合もあります。

今回の記事では何故、「塗装が難しい」のかについて書いていきたいと思います。

何故、塗装が難しいのか?

通常、築年数的なことや経年劣化、台風などの影響により塗装を検討される方が多いと思います。実際にそれで塗装をされる方も多いです。ただし、屋根や外壁の素材によって塗装が難しいものがあります。

①塗装が難しい屋根素材

新築のお家でも多く採用されている「スレート瓦」とい屋根材があります。図面ではカラーベストやコロニアル、新生瓦と記載されていることが多いです。

スレート瓦は総称の呼称で、多くの商品があります。その中で塗装が難しいものが「ノンアスベストタイプ」のスレート瓦です。

セメントが主で作られているスレート瓦ですが、繋ぎの材料として多くスレート瓦にアスベストが含まれています。アスベストが含まれていないスレート瓦のことをノンアスベストタイプと言います。

アスベストは強度が高いことや火に強いことから多くの建材に含まれていましたが、健康被害などから2004年に規制がかかり、2006年からは使用禁止とされています。

アスベストが含まれているスレート瓦は強度面からひび割れなどが発生しにくいのですが、ノンアスベストタイプは強度が若干低いことから割れやすいのが特徴です。

その為、経年と共に強度が低くなってしまい、屋根を歩くだけで割れてしまうものもあります。割れてしまうと補修+塗装したとしてもあまり長く保たせることができなくなってしまいます。

どのスレート瓦がノンアスベストタイプかなのかはお客様で判断できないとおもうので、専門業者やハウスメーカー、お家を建ててくれたところ等に確認するのが良いですね。

②塗装が難しい外壁素材

外壁は塗装が出来ないものはあまりありませんが、塗装が難しいものがあります。多くのお家で採用されている「窯業系サイディング」という外壁素材があります。

窯業系サイディングにも多くの商品がありますが、近年ではコーティングされている窯業系サイディングがあります。それらを塗装業界では「難付着サイディング」と位置付けています。

外壁表面をコーティングすることで汚れが付きにくくなり、耐久性の向上を図ることができます。お客様にとっては良いことづくめなのですが、注意しないといけないのは塗装が密着しないものが多くあるというところです。

コーティングによって汚れが付きにくくなることは非常に良いことなのですが、いざ塗装するとコーティングが塗料を汚れと認識してしまい密着不良が起きてしまいます。その為、早期の塗膜剥離に繋がってしまいます。

コーティングにもいくつか種類がありますが、建材メーカーによって若干異なるのでどんなコーティングなのかは調べてみないと分かりません。

方法としては、図面に外壁の品番があれば調べることができます。ただし図面が紛失してしまい、無いというお家もあると思います。その場合はハウスメーカーや工務店等、お家を建ててくれたところに問い合わせて、確認するという方法もあります。

もし上記の方法でもわからない場合は、工事前に一度試し塗りをされてみてもいいかもしれません。
問題ないようであればそのまま工事ができますし、難しい場合は塗料を変更してから工事に臨む方法もあります。

塗装が難しい場合はどうすればいいのか?

では、実際に調べてみて塗装が難しいと判断した場合はどうしたらいいのでしょうか?

屋根の場合

屋根に関して、塗装が難しい場合は塗装以外の方法で対応されることをおススメします。屋根の重ね葺き(カバー工法)若しくは葺き替え工事です。

重ね葺き(カバー)は既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねていくやり方です。

 

上記は実際の重ね葺き(カバー工法)の様子です。

左が既存の屋根の上に防水シートを貼っている様子。右が防水シートの上に新しい屋根材を葺いている様子です。

これと別にもう一つの方法として、屋根の葺き替えです。上記でお話した通り、重ね葺き(カバー工法)とは違い、既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材を葺いていく方法です。

それぞれメリット・デメリットがあるのでお話していきます。

重ね葺き(カバー工法)のメリット・デメリット

メリット

①屋根が二重になるので、高い防水効果を得られる
既存の屋根材の上に新しい屋根材を葺いていくので、屋根が二重になります。併せて防水シートも二重になるので、高い防水効果を得られます。

②工事期間が短くなる
既存の屋根材を撤去しない分、作業工程が少なくなるので工事期間を短く設定できます。

デメリット

①重量が増すので耐震性に影響が出る場合がある
既存の屋根材をそのままにしておくので、新しい屋根材の重量がそのままのしかかります。その為、屋根の重量が増してしまい、地震に対して揺れ幅が大きくなってしまいます。

②大規模な修繕工事がしにくくなる
屋根が二重になるので、将来的に大規模修繕工事が必要になった場合、工事がしにくくなります。

③下地の補修が必要な場合は適していない
下地の補修が必要な場合は工事の相性的に適していません。

葺き替えのメリット・デメリット

メリット

①屋根が新しくなるため、不具合箇所や不安を全て解消できる
屋根の不具合箇所を全て新しくできるので、不安を解消することができます。

②耐震性に優れた屋根材にすることができる
既存の瓦を撤去する分、重量がかかりすぎない仕上がりにできます。併せて既存の屋根材よりも軽いものにすれば耐震性に優れた屋根に仕上げることができます。

デメリット

①費用が高い
既存の屋根材の撤去からの作業になるので、撤去費用もあるため工事費用が高くなります。

②工期が長くなる
屋根塗装や重ね葺き(カバー工法)よりも日数が長めにかかってしまうので、工期が長くなります。

外壁の場合

続いて外壁に関して、通常塗料が使えない場合は難付着サイディング専用塗料を使って塗装することが重要です。各塗料メーカーから難付着サイディング専用の塗料が出ているので、コーティングに合わせて塗料を選定することで塗装することができます。

気を付けないといけないのは、透明なクリヤー塗装を行う場合です。コーティングの種類の中で「光触媒」のコーティングがあります。光触媒の上にはクリヤー塗装をすることができないので、クリヤー塗装をご希望の方は光触媒コーティングか否かをしっかりと確認しておくことが必要です。

またコーティング専用塗料の場合、通常塗料よりも材料費が高いので、塗装工事費が若干割高になります。

専用塗料があるので問題なく塗装できることはメリットと思いますが、費用面はデメリットになるかもしれません。

まとめ

今回は塗装が難しい場合があることについて、その際の対応策についてお話しさせていただきました。「塗装が問題なく出来る・塗装が難しい」の判断は簡単にできません。判断がしっかりできる専門業者に判断してもらうことをおススメします。

ナカガワクリエイトでは資格を持った外装劣化診断士がお家の診断を行います。塗装を検討されている方は屋根や外壁が今回の記事のように塗装が難しい場合もあるかもしれません。その際は是非、当社へ一度ご連絡ください。

お客様のお家に合った提案をさせていただきます。

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