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【必見】ピンホールはこう防ぐ!塗装のプロが教える原因と対策
2024.11.19
スタッフブログ
こんばんは!!!
北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の小川です。
外壁塗膜の表層にピンホールという小さな穴が発生する場合があります。かなり小さな穴ですが、雨水が侵入すると塗膜剥離等に繋がるリスクも持ち合わせています。
今回は「ピンホールとは何か?」「なぜピンホールが発生するのかと」ということと、「どうしたらいいのか」という対策について書いていきたいと思います。
塗装のピンホールとは?基礎知識と放置のリスク
塗装におけるピンホールとは、塗装表面に発生する小さな穴のことです。この現象は、塗装が乾燥する過程で起こり、空気や水分、異物などが原因となって発生します。ピンホールは一見小さな問題に思えるかもしれませんが、放置すると塗膜全体や建物の寿命に大きな影響を及ぼすことがあります。
ピンホールの発生メカニズム
1、塗料内部の空気や溶剤が揮発する過程
塗料に含まれる溶剤が乾燥中に揮発し、塗膜内に小さな気泡が生じます。この気泡が破裂すると塗膜に小さな穴が残ります。
2、塗装時の環境要因
高湿度や極端な温度環境では、乾燥速度が乱れやすく、ピンホールの発生率が高まります。
3、下地の不備
下地に汚れや油分が残っていると塗料が均一に付着せず、隙間が生じる原因となります。
具体的な特徴とチェック方法
●サイズが小さい:直径が1ミリ以下の場合が多く、肉眼では見えにくい。
●集中的に発生することがある:特定の領域に集中して現れる場合があります。
●触感で確認可能:手で触れるとザラつきを感じることがあります。
ピンホールの例とリスク
例えば、外壁にピンホールが発生した場合、そこから雨水が侵入することで以下のリスクが考えられます。
●表層塗膜の剥離
塗装よりも内側に雨水が侵入してしまうので、表層の塗膜剥離が起こりやすくなります。
●コケ・カビの発生
湿気が溜まりやすい環境を作るため、広範囲に渡るコケ・カビの発生被害に繋がることもあります。
●外観の悪化
穴が目立つことで建物全体の印象が悪くなり、資産価値が低下する可能性があります。
ピンホールを防ぐために具体的な予防策
塗料の希釈や塗布量の管理方法
塗料の希釈や塗布量の管理方法は、ピンホールを防ぐ上で重要なポイントです。不適切な希釈や厚塗りは、塗膜内に気泡を閉じ込めたり、乾燥不良を引き起こす原因になります。
1、希釈ポイント
●塗料には推奨される希釈率が製品ごとに設定されています。必ずメーカーの指示を守りましょう。
●過剰な希釈は塗料が薄くなりすぎてしまい、均一な塗布が難しくなる原因になります。
●希釈不足も塗料の流動性を低下させ、ムラや厚塗りを招くことがあります。
経験則だけに頼って工事をしてしまうとピンホールを招く可能性もあるため、必ずメーカーの指示に従った工事を行いましょう。
2、塗布量の管理
●1回あたりの塗布量を適切に調整することが重要です。厚塗りは乾燥中に収縮を引き起こし、ピンホールの原因になることがあります。
●専用の計量カップやデジタル量りを使用し、適切な量を確認することが肝要です。
「これぐらいだろう」と勝手な判断はNGです。必ず量りを使い、適切な量を確認し、施工に臨むことが重要です。
3、均一な塗布を意識
●塗布する際は主にローラーや刷毛を使います。塗りムラを避けるためには一定のスピードと力加減が重要です。
●複数回に分けて塗り重ねることで、気泡やムラを最小限に抑えることができます。
無茶なスケジュールを組んでいると出来るだけ急ごうとして慌てながら施工してしまいます。そうならないように問題のないスケジュールで施工していきましょう。
適切な環境下での施工(気温・湿度)
1、理想的な気温
一般的には春と秋が塗装シーズンと言われています。それは気候が適しているからというのが一番の要因です。低温では塗料の乾燥が遅く、高温では急速に乾燥して気泡が閉じ込められることがあります。
だからと言って夏と冬の施工の場合はできないというわけではありません。適切に管理を行い、適した施工方法であれば問題なく施工することができます。
無茶なスケジュールで施工することは避けましょう。
2、適切な湿度
湿度が85%を超える場合は施工は避けてください。大気中の水分が多すぎるのでピンホールの発生に繋がるリスクが高まります。
正しい塗装技術と職人の選び方
塗装工事の施工を担当する職人のスキルは、仕上がりに大きな差をもたらします。信頼できる職人を選ぶこともピンホールを防ぐための重要なポイントです。
1、熟練した職人の特徴
●スキルの高い職人は、施工中に発生する可能性のある問題を早めに察知し、適切に対処することができます。
●丁寧な作業と確認プロセスを重視している職人や業者を選びましょう。
2、適切な技術指導と研修
●職人が適切な技術指導を受けているかも大事なポイントです。業界認定資格や研修プログラムを持つ業者であれば、一定以上の品質が期待できます。
3、職人選びのコツ
●過去の施工実績を確認し、具体的な事例を見せてもらうと安心です。
●口コミやレビューも参考になるので、見るとより安心できるでしょう。
まとめ
今回は塗装工事における「ピンホール」について書いてみました。
ピンホールは小さな穴なので気づきにくく、仮に気づいたとしても小さなこととして見過ごされることが多いかもしれません。しかし小さなことから大きな被害に繋がることもあるので、十分に注意が必要です。
プロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイトでは専門の「外装劣化診断士」がお伺いし、お家の状態を確認していきます。
また研修を受け、資格を持った熟練職人が塗装工事を担当させていただきます。
お家の塗装のことで気になることなどありましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。また雨漏り工事も行っているので、実際に雨漏りでお困りの方などいらっしゃいましたらご連絡ください。
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