スタッフブログ
外壁塗装のDIY
2024.06.30
スタッフブログ
大変お世話になっております。
北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の古玉です。
DIYが人気になっている中で、
お家や倉庫などの部分的な塗装を検討している方、
広い範囲じゃないので業者にお願いするか悩んでいる方など
自分で外壁の塗装をしたい方
「塗り方が分からない」「何を使っていいのかわからない」と
お悩みの方へ、外壁塗装は正しい使用方法を守らないと塗装の効果・性能を発揮することができません。
正しい塗り方と使用する道具、外壁塗装のDIYの注意点をお伝えしますので、是非参考にしてください。
始めて塗装をする場合は、小さい場所を選び刷毛やローラーの扱い方に慣れてから
全体的な塗装に挑戦してみると大きな失敗を防ぐことが出来ます。
1.塗装の必要性
まず、建物の劣化の1番の要因は、塗膜の防水機能が低下することです。
塗膜の防水性が低下すると外壁材に直接雨水や紫外線が当たることで
劣化や雨漏りなどにつなっがてしまいます。
放置しておくと建物自体の補修工事に繋がってしまう可能性があります。
ですので「定期的なメンテナンス=定期的な塗替え」が必要です。
2.DIYの注意点
⓵洗浄は入念にする
外壁を塗装する際は、しっかりと高圧洗浄で表面の汚れと弱くなった塗膜を洗い流す事が重要です。
表面を綺麗にする事で塗料の密着度を高め、耐用年数を長くすることが出来ます。
②養生は手を抜かずしっかりする
養生をせずに塗装をすると気をつけていても塗料で周囲を汚してしまったり、塗装しないカ所についてしまいます。そうすると余計な作業工程が増えてしまうのでしっかりとした養生をする事をお勧めします。
③塗料は上の方から塗る
基本的には塗料は上の方から塗っていきます。
塗装を行う前に工程の順番を考えると作業の効率もよくなります。
④均一に塗る
塗料を均一に塗るように心掛けましょう。下塗り、中塗り、上塗りと3回の工程を行い、均一に厚い塗膜をつくることで耐久性の高い丈夫な塗膜をつくる事が出来ます。薄くなってしまった場合は、塗膜が完全に乾燥してからもう一度塗り重ねると厚く丈夫な塗膜になります。
⑤一気に塗らない
何面かある柱などを塗る場合は、一度に全てを塗らず何面かに分けて完全に乾燥してから他の面を塗ると綺麗に仕上げる事が出来ます。
⓺塗り残しがあった場合は完全に乾燥してから修正する
塗り残しがあった場合、塗料が完全に乾燥してから小さな刷毛で修正すると綺麗に仕上げる事が出来ます。塗装が乾く前に触れてしまうと塗膜を引っ張ってしまい、美観が損なわれる可能性があるので注意が必要です。
3.必要なもの
DIYで必要な道具や材料は
・マスカー、マスキングテープなど
・養生に用いるビニール
・ナイロンタワシ、ハンドパッド、ワイヤーブラシなど
・サンドペーパー(布または紙)
・刷毛(幅2~5㎝で大きさの異なるものを2,3本)
・ローラー
・下げ缶(塗料を使い分けるバケツなど)
・下塗り塗料(シーラー、フィラー、さび止め塗料など。溶剤系また、水性の適する方を選ぶ)
・仕上げ塗料(お好きな塗料)
・シンナー(溶剤系の塗料を使う場合は希釈用に必要)
どのアイテムも、通販やホームセンターで簡単に手に入れる事が出来ます。
4.作業手順
1.洗浄
2.養生
3.下地処理
4.下塗り
5.上塗り2回(中塗り・上塗り)
まとめ
塗装をする際に重要なことは塗り重ね時間(インターバル)を守ること、
塗布量を守り丈夫な塗膜をつくることが大事です。
また、DIYで塗装する際には換気や塗料の取り扱い、高所作業に注意するといった安全管理にも充分に気をつけてください。
業者に塗装をお願いする場合も同じように注意が必要です。
適切なインターバル、塗布量かをしっかり確認しましょう。
引用元(プロタイムズ 外壁塗装ジャーナル)
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