スタッフブログ
サイディング塗装で気を付けること
2025.10.03
スタッフブログ
みなさん、お疲れ様です。
北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装、水回り等その他リフォーム工事を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 代表の中川です。
10月になりずいぶん涼しくしのぎ易くなりましたね、よってこれからは「塗装シーズン」の時期に入ります。1年の中でも「春」と「秋」がお天気も安定し塗装に適した季節とされています。そこで本日は「サイディング塗装で気を付けること」についてお話します。
現在の新築住宅で使われる外壁素材としては窯業系サイディングが大半を占めています、2025年の日本建築材料協会の発表では、80.2%という具体的な数値も出されていますが、。それに比例して「サイディング塗装」も増えているのですが、本日はその際に気を付けておくべき注意点を整理してお話いたします。
★サイディング塗装で気を付けること
全部で8項目ほどありますのでご紹介します。
① シーリングの劣化確認
・サイディングの繋ぎ目(目地)やサッシ周りはシーリング材が使われています。
・ひび割れ、痩せ、剥離があれば必ず打ち替えや増し打ちが必要です
・塗装だけしてもシーリングが劣化したままでは雨漏れの原因になります
② チョーキング(白い粉)の確認
・外壁を触って白き粉がつく現象
・これは塗料の樹脂と顔料が分離した状態で塗膜が劣化している現象なので高圧洗浄と下地処理が必須です
③ 反り・浮き・割れのチェック
・サイディング自反っている場合、塗装だけでは直せません
・浮きがある部分はビス止め、割れは補修材で処理が必要です
④ 下塗り材の選定
・サイディングは吸い込みやすさや素材によって下塗り材が変わります
・窯業系:カチオンフィラーやフィラー
・金属系:防錆プライマー
・下塗りを間違えると剥がれや膨れの原因になります
⑤ クリや塗装のタイミング
・サイディングの意匠(レンガ調た石目調)を活かした場合はクリヤ塗装が有効
・ただし、色褪せや劣化が進みすぎるとクリヤでは対応できないため」、築7~8年以内が目安です
⑥ 通気構造の確保
・サイディングは内部に湿気を逃がす「通気構法」が多いです
・通気口や水切りを塞がないように注意しましょう
⑦ 塗料の選び方
・紫外線に強い「フッ素・無機塗料」がおすすめ(耐久性10~20年)
・コストを抑えるならシリコン塗料(耐久性8~12年)
・断熱・遮熱効果が欲しいなら遮熱塗料も検討可能
⑧ 適切な施工時期
・気温5℃以下や湿度85%以上の日は施工を避ける
・雨天時はもちろん、梅雨や台風シーズンも注意が必要です
👉まとめると「シーリング補修」「下塗り選び」「デザイン性(クリヤ塗装)」「反りや浮き補修」がサイディング塗装の注意点です。参考にしてください。
次は実例を挙げて説明いたします。
★サイディング塗装の失敗例と対策
① シーリングを打ち替えずに塗装したケース
【失敗例】
外壁はきれいに見えるが、継ぎ目のシーリングが古いままで数年でひび割れや破断が起き雨漏れが発生した。
【対策】
古いシーリングを撤去し、新しく打ち直すいわゆる「打ち替え」が基本です。既存のシーリングの上から打つ「増し打ち」「打つ足し」で済ませる業者は要注意。
② 下塗りを省略して剥がれたケース
【失敗例】
・上塗りだけで済ませてしまい、1~3年で塗装が剥がれてきた。
【対策】
サイディングに合った下塗り材(シーラーやプライマー)を必ず使用すること。見積書に「下塗り」が明記されているか確認すりる。
③ 意匠サイディングにクリヤ塗装ができなかったケース
【失敗例】
・レンガ調や石目調のサイディングをクリヤ塗装希望だったが、すでに色褪せやチョーキングが進んでいて施工できず、単色塗装になってしまった。
【対策】
・クリヤ塗装は築7~10年以内で劣化が軽度のうちに行うことが重要です。
④ 反り、浮きを放置してたケース
【失敗例】
・サイディングが浮いたまま塗装し、さらに反りが進み塗膜にヒビが入り外壁材の交換が必要になった
【対策】
・塗装前にビス止め補修などを行うこと、またひどい場合は張り替えも検討が必要になる。
⑤ 通気口や水切りを塗料で塞いだケース
【失敗例】
・塗料で通気口が詰まってしまい、内部結露やカビが発生。
【対策】
通気口や排水口はマスキングで保護をする。経験のある業者なら必ず配慮してくれる。ⅥⅥ
⑥ 安い塗料で再塗装サイクルが短くなったケース
【失敗例】
・「安いから」とウレタン塗料を選び、5~6年で劣化→再塗装が必要になり結果的に高くついた。
【対策】
・長く住むならシリコン以上のグレード(フッ素・無機塗料)を選んだほうがトータルコストが安い
👉チェックポイントのまとめ
・見積書に「下塗」「シーリング工事」が含まれているか確認すること。
・クリヤ塗装を希望なら劣化が進む前に工事を」計画する。
・「安さだけ」で業者を選ばない。
・工事中に通気口や水切りが塞がれていないか確認すること。
以上で「サイディング塗装」の場合の注意点や「失敗例」「対策」等についてお話ししましたが最後に
サイディング塗装で「優良業者を見極めるための質問リスト」をまとめてみます。
★業者に聞くべき質問リスト(サイディング塗装編)
①シーリング(コーキング)について
Q1:シーリングは「打ち替え」ですか?「増し打ち」ですか?
Q2:どんなシーリング材を使用しますか?(耐久年数?or可塑剤が含まれていますか?)
Q3:シーリング工事のタイミングは?(先打ち?後打ち?)
👉打ち替え+高耐久シーリング材を選ぶのがベスト。
② 下塗りについて
Q4:下塗りは何を使いますか?メーカー名や商品名を教えてください。
Q5:下塗りを省略せず、必ず「3回塗り(下塗り、中塗り、上塗り)」ですか?
👉下塗りの種類を明言できない業者は危険。
③ 塗料の選定について
Q6:見積書の塗料は水性?油性?耐久年数は?
Q7:どこの塗料メーカーですか?(日本ペイント、関西ペイント、アステックペイントなど」
Q8:希望に合わせて「シリコン・フッ素・無機」など複数提案できますか?
👉「安い塗料しか出さない業者」は注意です。
④ 施工体制について
Q9:工事は自社職人ですか?下請けですか?
Q10:工事中の写真を撮って渡してもらえますか?(下塗り、中塗り、上塗りが本当に施工されているか確認可能)
Q11:保証は何年ですか?内容は?
👉「保証は口約束」ではなく書面で確認すること。
⑤ 外壁のチェックについて
Q12:反りや浮きがあるサイディングはどう補修しますか?
Q13:クリヤ希望ですが、可能ですか?(劣化の状態を見て答えてくれるか)
👉状態をしっかり見ずに「大丈夫です」と即答する業者は危険です。
🔓ポイント
・誠実な業者は「わかりやすく具体的に」答えてくれます。
・避けたい業者は「安いから安心してください」「任せてください」だけで具体性がない。
★まとめ
日本に住宅において最も多く使われている「サイディング」、この塗り替え時に特に注意する点、見積り内容、施工方法、提案の精度、価格、業者の質、etc についてお話ししましたが、どうかこの内容を踏まえて優良な業者選び、納得いく施工を行っていただきたいと思います。
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