スタッフブログ

みなさん、お世話になります！

北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装、水回り等その他リフォーム工事を行っているプロタイムズ八幡西店　株式会社ナカガワクリエイト　代表の中川です。

今日は寒波の襲来によって午前中から雪が降りはじめ、一時は幹線道路にも積雪するほどでしたが、皆さん、どのように過ごされましたか？明日までは注意が必要ですね。

さて、本日は塗装工事の見積りの中でも最も判断しづらい価格の相場とそれを安く抑える考え方について書いてみたいと思います。

■まずは、外壁塗装の費用は何によって決まるのか。

外壁塗装の費用は様々な要因によって決まりますが一般的な建物の場合、以下の要因が影響します。

１面積

外壁塗装の費用は、塗装する面積によって異なります。一般的に塗装面積が大きいほど塗装にかかる材料費や作業時間が増えるため費用も高くなります。

２使用する塗料の種類

塗料にはいくつかの種類があり、耐久性や機能によって価格が異なります。一般的には耐久性が高いほど長持ちするため高価になる傾向があります。

・アクリル塗料：安価だが耐久性が低い　（５～８年）

・ウレタン塗料：耐久性はアクリルよりもやや良い　（７～１０年）

・シリコン塗料：中価格で高耐久　（１０～１４年）

・フッ素塗料：高耐久で、長期間のメンテナンスが少なく済む（１５～２０年）

・無機塗料：最高ランクの耐久性を持ち、メンテナンスフリーに近い（２０年以上）

価格と耐久性の関係は上記のようになりますが、塗料の選定においては、劣化の程度や希望耐久年数を基に選べばよいでしょう。

３作業の規模や難易度

高層住宅や複雑な形状あるいはひどく傷んでいる建物などは、作業の手間が増えるため費用があがります。特に外壁の状態によっては、下地処理が必要です。ヒビ割れや腐食、汚れがあり場合は、その修復や清掃に費用が追加されます。下地処理がしっかり行われないと塗装が長持ちしないため、重要なプロセスです。

４足場の設置

多くの場合、作業中に足場が必要です。安全な作業をするため、及び作業の効率を図るためには安全な足場の設置と撤去にも費用がかかります。また、お家の高さや形状によっても価格は変わります。

５施工業者の選定

職人の技術や経験、作業人員によっても価格が異なるため、複数の業者から見積りを取ると良いでしょう。また地元の業者や大手業者によっても料金が異なる場合があります。

６塗装費用の目安（３０坪程度の住宅の場合）

・アクリル塗料：約６０万円～８０万円

・ウレタン塗料：約７０万円～９０万円

・シリコン塗料：約８０万円～１２０万円

・フッ素塗料：約１００万円～１５０万円

・無機塗料：１２０万円～１８０万円

■次に外壁塗装価格を安く抑える秘訣についてお話します。

外壁塗装を安くするためには、いくつかの工夫や方法があります。以下のポイントを参考にしてみてください。

１複数の業者から見積りを取る

同じ塗装工事でも、業者によって価格が異なるため、３社程度の業者に見積りを依頼することをお勧めします。相場を知ることで、不必要に高額の見積りを避けることができます。ただし塗料のグレードや施工範囲、工法など全て同じ条件で比較することに注意してください。

２キャンペーンや割引を利用する

業者によっては、シーズンオフ（雨季や冬季など）に割引キャンペーンを実施していることがあります。工事の時期を調整することで費用を抑えられることがあります。積極的に利用すると良いでしょう。

３最小限の工事を選ぶ

塗装工事には、下地処理や防水工事など追加オプションが含まれることがあります。業者から提案された内容をよく理解し、今すぐ必要でない作業を除外することで、費用を抑えられることがあります。

４自社施工の業者を選ぶ

営業会社が下請け業者に依頼する場合、中間マージンが含まれることがあります。自社施工で行っている業者を選ぶと、中間業者の手数料がかからず、比較的安価になることが多いです。

５塗料のグレードを見直す

高級な塗料は耐久性が高いですが、価格も高くなります、予算に合わせて適切な塗料を選ぶこともコストを抑えるポイントです。ただし、耐久性が短い安価な塗料を選ぶと、再度早めに塗替えが必要になる可能性があるため、予算内でバランス考えることがを重要です。

６助成金や補助金を活用する

地域によっては、外壁塗装に対する助成金や補助金を受けられる場合があります。自治体のホームページなどで確認し、利用できる再度がないか調べてみましょう。

７DIYでできる部分を自分で行う

外壁塗装の一部、例えば掃除や簡単な下地処理など、プロに依頼しなくてもできる部分は自分で行うことで、費用を削減できます。ただし専門知識や技術が必要な工程は業者に任せるので安全です。

８無駄を省く計画を立てる

例えば、家全体でなはなく傷んでいる部分のみを選んで塗装する、短期間で終わる小規模を選択するなど、無駄を省いた計画を立てることでコストを抑えられます。

これらの方法を検討して、自分に合った外壁塗装プランを見つけることが、費用を抑えるための鍵となります。

以上、外壁塗装の費用についてとそれを安く抑えるポイントについて書いてみました。まとめとしましては、外壁塗装において、現状の傷みの程度を基に、今後、何年間持たせたいのかをよく考えた上で、塗料、工法、価格、保証、アフターメンテなどを考慮してご計画を立てることを推奨いたします。

また、不明な点やご不安などがあれば㈱ナカガワクリエイトまでお気軽にお声かけをいただければ親切、丁寧にご説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。

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