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外壁塗装 雨漏りの原因とは?放置厳禁なサインと対策法
2025.05.13
スタッフブログ
こんにちは!!!
北九州市八幡西区・若松区を中心に屋根塗装・外壁塗装、水回り等その他リフォーム工事を行っているプロタイムズ八幡西店 株式会社ナカガワクリエイト 外装劣化診断士の小川です。
もう少し経つと「梅雨」の時期を迎えます。梅雨時期に一番怖いのが雨漏りだと思います。雨漏りは知らないうちに起きている可能性がありますし、どう気をつければいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな雨漏りに対して、どういった対応を取るのがいいのか詳しく解説していきます。
外壁塗装は、家の見た目を美しくするだけでなく、建物を雨風や紫外線から守る大切な役割を担っています。しかし、適切なタイミングで塗装を行わなかったり、施工に不備があったりすると、思わぬ形で「雨漏り」が発生することがあります。ここでは、外壁塗装と雨漏りの関係について、原因ごとにわかりやすく解説していきます。
外壁塗装で雨漏りが起こる原因とは?
塗膜の劣化やひび割れによる雨水の侵入
外壁塗装の最大の役割は、「塗膜による防水」です。塗膜とは、外壁に塗られた塗料が乾燥して形成される膜のこと。これがバリアの役目を果たし、雨水の侵入を防いでいます。一般的に、外壁塗装の耐用年数は10年ほどですが、使用する塗料の種類や立地環境によって短くなることもあります。
塗膜が劣化してくると、以下のような現象が見られます。
● 色あせやチョーキング(白い粉が手につく)
● 小さなひび割れ(ヘアクラック)の発生
● 塗膜の剥がれや膨れ
このような劣化が進行すると、ひび割れや隙間から雨水が侵入し、建物の内部にダメージを与えることになります。特に木造住宅の場合、雨水が柱や梁に染み込むと、腐食やシロアリ被害の原因にもなりかねません。
日頃から外壁の状態をこまめにチェックし、異常を早期に発見することが大切です。塗膜の劣化はプロの目で見ないと判断しにくい場合もありますので、10年を目安に定期的な点検をおすすめします。
シーリング材の劣化による隙間の発生
シーリング材(またはコーキング材)は、外壁材と外壁材の隙間を埋める防水性の高い樹脂製の素材です。特にサイディング外壁の場合、このシーリングがあることで雨水の侵入を防いでいます。
しかし、シーリング材も経年劣化します。紫外線や雨風にさらされ続けることで、次第に硬化し、弾力性を失ってしまいます。すると、ひび割れたり剥がれたりしてしまい、以下のようなもんだいが発生します。
● 外壁の継ぎ目に隙間ができる
● 水分が壁内部に侵入しやすくなる
● カビや腐食、断熱材の劣化を招く
特に注意が必要なのは、シーリングの寿命が塗料よりも短い点です。塗料の耐用年数が10年だとしても、一般的なシーリングは7年前後で劣化することが多いため、早めの点検・打ち替えが必要です。
以下のような症状がみられる場合は、専門業者に相談しましょう。
● シーリングに亀裂が入っている
● シーリングが硬くなってポロポロと取れる
● 触るとボロボロ崩れる
シーリングは、外壁塗装の際に一緒に補修・交換されるのが一般的です。費用としてが外壁塗装全体の10~20%程度を占めますが、雨漏りを防ぐ上で非常に重要な工程です。
施工不良による雨漏りリスク
しっかり工事をしたつもりでも、施工が不十分だと逆に雨漏りを引き起こすことがあります。これは、「施工不良」とも呼ばれ、見た目にはわかりにくいため注意が必要です。
よくある不良施工の例には、以下のようなものがあります。
● 下地処理が不十分で塗料が密着していない
● シーリングの打ち方が雑で隙間が残っている
● 塗装回数が規定より少ない(手抜き工事)
● 雨の日や湿度の高い日に塗装した(乾燥不良)
施工不良があると、塗膜やシーリングが本来の性能を発揮できず、わずかな隙間から水が侵入します。そして、表面上はきれいに見えても、数ヶ月~1年以内に雨漏りや膨れ、剥がれといったトラブルに発展することがあります。
こうしたトラブルを防ぐためにも、「信頼できる塗装業者選び」が非常に重要です。施工実績や口コミ、保証内容をしっかり確認した上で依頼するようにしましょう。
また、見積書に「使用塗料のグレード」「施工手順」「保証内容」などが明記されているかどうかもチェックポイントです。不明瞭な説明や以上に安い価格には注意が必要です。
このように、外壁塗装と雨漏りには密接な関係があります。適切なタイミングでの塗装、信頼できる業者選び、そしてこまめな点検が雨漏りを防ぐ大きな鍵になります。
次の項では、雨漏りの初期サインや早期発見のポイントについて解説していきます。
雨漏りの兆候と早期発見のポイント!
雨漏りは気づいた時にはすでに深刻な状態になっていることも多く、早期発見がとても大切です。特に外壁塗装の劣化が原因となる場合、見た目にはわかりにくいこともありますが、いくつかのサインを見逃さなければ、大きな被害を防ぐことができます。ここでは、雨漏りの兆候として現れやすい3つのポンとを解説します。ご自宅の状態をチェックしながら、ぜひ参考にしてみてください。
室内の壁や天井にシミができる
最も分かりやすく、且つよく見られる雨漏りのサインが「シミ」です。天井や壁に茶色っぽい輪ジミや、筋状の汚れが現れたら要注意。これは、屋根や外壁から侵入した雨水が建物の構造材を伝って、最終的に室内に達している証拠です。
特に次のようなケースでは、雨漏りの可能性が高いです。
● 雨が降った翌日に、天井に新しいシミが出来ている
● 時間が経つにつれてシミが広がっている
● クロスが剥がれてきている、または波打っている
こうした状態を放置しておくと、天井裏の断熱材が濡れてカビが生えたり、木材が腐ったりと、見えないところで劣化が進行します。さらに、電気配線が濡れてショートの原因になることもあり、大変危険です。
なお、シミの場所と実際の雨漏り個所は一致しないこともあります。雨水は建物内部を複雑に流れてくるため、プロによる点検が必要になります。見た目のシミを見つけたら、できるだけ早めに専門業者へ相談しましょう。
カビ臭や湿気の増加
「なんだか最近家の中がジメジメしている…」「押入れの奥からカビ臭がする…」そんなときも、雨漏りを疑ってみる必要があります。雨漏りによって建物内部に湿気がこもると、カビの発生や空気のよどみを感じるようになります。
特に以下のような兆候がある場合は、早めの対応が大切です。
● 雨が続いた日に限ってカビ臭が強まる
● 押し入れやクローゼットの中が蒸れている
● 木製家具やフローリングに黒い点々が出てきた
カビの胞子は空気中に漂い、呼吸器系のトラブルを引き起こす原因になることもあります。特に、小さなお子さんや高齢の方がいる家庭では、健康被害に繋がりかねません。
また、湿度の高い状態が続くと、建物の構造材がゆっくりと腐食していきます。腐食が進めば、耐震性や断熱性にも悪影響が出る恐れがあります。においに敏感な方は、気になる変化があったらすぐに天井裏や床下の点検をお勧めします。
外壁の変色や膨れ
外壁の見た目にも雨漏りの兆候は表れます。中でも「変色」や「膨れ」は、塗膜の防水性のが低下し、内部に水が侵入しているかもしれません。
代表的な症状は次の通りです。
● 外壁に茶色や黒ずみのシミがある
● 塗膜が風船のように膨らんでいる
● 表面がポロポロと剥がれ始めている
外壁材の下に水分が溜まると、塗膜が浮き上がったり色が変わったりします。この状態を放置すると、外壁そのものが劣化し、雨水の侵入口が広がってしまいます。最悪の場合、内壁や構造部まで被害が及び、大規模な修繕が必要になることも。
塗膜の膨れは、冬の凍結や夏の直射日光による熱膨張でも発生しやすく、日当たりや風通しの悪い面に集中する傾向があります。見た目に明らかな異常があれば、放置せずにプロに状態を見てもらうのが安心です。
雨漏りは「気づいた時には手遅れだった」というケースが非常に多く、日頃から小さな変化に気づくことが重要です。以下のようなサインを見逃さないようにしましょう。
兆候 | 説明 |
壁や天井のシミ | 雨水が内部に侵入しているサイン |
カビ臭や湿気 | 見えない場所に水が溜まっている可能性 |
外壁の変色・膨れ | 塗膜の劣化や構造材の湿気 |
もし一つでも思い当たる節がある場合は、雨漏りの前兆かもしれません。専門の診断を受けることで、修理費用や建物のダメージを最小限に抑えることができます。
雨漏りを防ぐための外壁塗装のポイント
高耐久性の塗料を選ぶ
外壁塗装で雨漏りを防ぐためには、「どんな塗料を選ぶか」が非常に重要です。実は、塗料には種類ごとに耐用年数や防水機能に大きな差があります。外壁塗装の目的は見た目をきれいにすることだけでなく、雨風や紫外線から家を守る“バリア”を作ること。そのため、耐久性の高い塗料を使えば、それだけで雨漏りリスクを大きく減らすことができるのです。
例えば、以下のような塗料の種類があります。
塗料の種類 | 耐用年数 | 特徴 |
アクリル系 | 5~8年 | 安価だが耐久性は低い |
ウレタン系 | 8~10年 | 柔軟性があり扱いやすい |
シリコン系 | 10~15年 | コストと性能のバランスが良い |
フッ素系 | 15~20年 | 高耐久・高価格 |
無機系 | 20年以上 | 紫外線に強く、劣化しにくい |
特に、雨が多い地域や海沿いの住宅では、シリコン系以上の耐久性がある塗料を選ぶのが安心です。価格だけでは選ばず、「長期的なコストパフォーマンス」と「防水性の高さ」で選ぶことがポイントです。
また、塗料の性能は正しい施工によって初めて発揮されます。いくら高性能うな塗料を使っても、下地処理が不十分だったり、規定の塗布回数を守っていなかったりすると、期待した効果は得られません。塗料選びと施工品質、両方に目を向けることが大切です。
定期的なメンテナンスの重要性
外壁塗装には一度やれば終わり、というわけではありません。塗装は時間の経過とともに必ず劣化するため、定期的な点検とメンテナンスが必要です。特に雨漏りは、劣化した部分から水が入り込むことで発生します。目に見えるトラブルが起きる前に、小さなサインを見逃さないことが大切です。
以下のような症状が現れたら、早めの対応を考えましょう。
● 外壁に小さなひび(ヘアクラック)が入っている
● チョーキング(手で触ると白い粉がつく)現象がみられる
● シーリング材が硬化してひび割れている
● 外壁が変色してきている、あるいは黒ずんでいる
これらはすべて、塗膜やシーリングの劣化のサインです。こうした症状を放置していると、見えない部分で雨水が侵入し、壁の内部や柱、断熱材などが劣化してしまいます。最悪の場合、リフォームや大規模な修繕工事が必要になり、費用も膨らんでしまいます。
また、定期的なメンテナンスをしておくことで、家の資産価値も保たれます。特に、売却を視野に入れている場合、外壁が綺麗でしっかりメンテナンスされている家は買い手にとって安心材料になります。おすすめのメンテナンス周期は、塗料の耐用年数の7~8割を目安に点検を行い、必要に応じて再塗装を検討するとよいでしょう。
信頼できる業者の選定
外壁塗装で雨漏りを確実に防ぎたいなら、「業者選び」は最重要のポイントの一つです。どれだけ高品質な塗料を選んでも、施工が雑だったり、手抜き工事が行われてしまえば、塗料の性能は発揮されません。むしろ、施工不良が原因で雨漏りが悪化するケースすらあるのです。
信頼できる業者を見分けるには、以下のようなポイントを確認しましょう。
● 実績と経験年数:10年以上の実績がある業者は信頼度が高い傾向にあります。
● 資格保有者が在籍しているか:一級塗装技能士などの資格を持つ職人がいるかどうか。
● 見積書の内容が明確か:工事の内訳が細かく記載されていて、っ不明点がないかを確認。
● 保証制度の有無:施工後の不具合に備えて、5~10年程度の保証がついているか。
● 口コミ・評判:GoogleレビューやSNS、地域の評判など、第三者の声をチェック。
また、訪問販売で「今すぐ塗装しないと大変なことになりますよ!」と不安を煽るような業者には注意が必要です。急かされたときは一度立ち止まり、複数の業者に相見積もりを取ることをおすすめします。
信頼できる業者を見つけるコツは、「相談した時の対応が丁寧か」「説明が分かりやすく、押し売りをしないか」といった、対応の誠実さを見ることです。誠実な業者は、あなたの家を長持ちさせるために、必要な施工と不要な施工をしっかり分けて説明してくれます。
まとめ
今回は外壁塗装と雨漏りについて書いてみました。雨漏りは起きてからでは遅い場合もあります。未然に防ぐことができればそれが一番ですが、どうしても知らないうちに起きてしまっているということもあると思います。
そんな時でも慌てず冷静に対応することが何よりも大事です。しっかりと原因を追究し、その上で対処できれば必ず雨漏りを止める・防ぐことができます。
ナカガワクリエイトでは資格を持った専門のスタッフがお家の診断をさせていただきます。これから梅雨時期を迎えるので、雨漏りが心配だという方はお気軽にご連絡ください。
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